遺産相続で不動産を相続することをｍ相続登記と呼びます。これに関してはご存知の人も多いでしょう。実はこの相続登記は、2024年から義務化されることが決定しています。つまり登記の手続きを行わないと、罰金が科せられてしまうことになるのです。
元々は手続きは行わなくても、特に法によって裁かれるということはありませんでした。しかしそのため、所有者が不明の土地や建物が多くなり、公共事業や再開発をするに当たって、かなりの支障が出るようになったのです。このような理由から、相続登記は義務化されることになりました。ですから今まで手続きを見送っていた人は、義務化となる前に済ませておくようにしましょう。
手続きの仕方は2通りあります。まず自分でやる方法、そして司法書士に頼む方法です。前者は費用はあまりかかりませんが、法務局に足を運ぶことになりますし、必要書類も自分で取得することになります。必要書類は8種類ほどありますので、これだけでも時間がかかります。
一方後者の方は費用はかかりますが、書類などもすべて事務所で取得してもらうことができます。もし相続登記を司法書士に依頼したいのなら、まず相談を予約して、わからないことはすべて聞いておくようにしましょう。それから費用ですが、司法書士への報酬が7万円前後かかりますし、他に登録免許税や書類の取得費用も発生します。また固定資産税の額によって、費用がいくらか変動しますので、その点も頭に入れておくようにしましょう。