相続登記はまずは法務局になります。登記実務経験がある登記相談員へ相談になります。一般的な内容になりますが、無料で登記申請書類の作成方法を教えてもらえます。報酬が必要となりますが、もっと専門的にいうのであれば、司法書士となります。

司法書士は相続登記だけでなく、あらゆる登記に関する専門家なので安心して任せることができます。相談する前に出生からの死亡するまでの戸籍を本籍地の役所で取得するとスムーズに進みます。司法書士であれば、戸籍収集作業も行ってくれますのでご自身で難しい場合は依頼してもよいでしょう。絶対に必要な情報は亡くなった方の最後の本籍地と相続する不動産の所在地、地番や家屋番号となりますので、少なくともこの2つは調べておく必要はあります。

戸籍を集めるには本籍地が必要になるので、わからなければ、手続きはできませんので、ご注意ください。固定資産税の納税通知書があれば、効率よく進めることができます。報酬の相場としては10万円前後ですが、報酬以外に登録免許税等が必要になります。相続登記でもめている場合は司法書士では対応ができません。

もめている場合は弁護士へ相談となります。弁護士に依頼する場合は内容や相続財産の総額、裁判をするかしないかによっては報酬は変わってきますので、詳細をお話した上で概算を出すことになります。ご自身でも手続きはできますが、時間や工数を考えると専門家に依頼されることをおすすめします。